会社の価値を見抜くための基礎知識

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会社の価値を見抜くための基礎知識

 

割安そうな会社を見つけた、おもしろそうな、将来業績が伸びそうな会社を見つけた場合、実際に投資するに値する会社なのかを見分けるうえで必要不可欠な3つの視点をご紹介します。

 

  1. 経営者の視点で会社全体をチェック
  2. 3つの利益に注目
  3. 資産と負債に着目

 

3つの視点について3回にわたり解説していきたいと思います。

 

まずは、1つの目の

“経営者の視点でチェック”

について、説明させていただきます。

 

サラリーマンの場合は、所属部署があり、まずは、優先度として、当該部署の利益を当然一番に考えるかと思いますが、視点をもっと上に持ち、あなたが社長又は役員であればどう考えるのか?具体的には、会社全体を見渡す視点が重要です。

 

上に行けば行くほど、会社全体の利益がプラスになるよう、ある部署が割を食ってもある部署ではそれを取り返す大きなリターンが得られるなら、合理的に考えればそのプロジェクトを遂行することになると思います。

 

会社に勤めていると、従業員は、社長は偉いということになりますが、実際確かにそうですが、どんなに偉大な経営者であろうが、逆らえない、もっと偉い人がいます。

誰だかわかりますでしょうか?

 

それは、株主です。

世界中の経営者が知っている、日産のカルロスゴーンでさえ、株主の利益に反するような行為を行えば、現経営陣が解任したり、株主が解任することもできます。

社長より、株主が偉いんです。

 

社長より偉い株主は、ある意味経営者であるため、会社の全体を俯瞰し、客観的にどういう状況におかれているのか観察、分析する必要があります。

 

  1. 次回は2つ目の“3つの利益に注目”について説明をさせていただきます。