賢いインベスターになるための隠れた常識とは?①
バリューにフォーカスしたアカデミー、バリュー投資アカデミーのブログ
どのこの本屋にいっても、運用関連の本は多くあり、様々な手法が紹介されていますが、いったい何が正しい運用だと思いますか?
多くの方は、チャート分析、心理分析だというかもしれません。
なぜなら、多くの運用スクールで教えられていたり、本や運用コーナーではほとんどチャート分析に関するものであふれており、いろんなツールでも心理を読む手法が紹介されているからです。
原則は、
「安く買って、高く売る」ということに尽きます。
この点には、疑いの余地はないと思います。
しかしながら、現実的には、このバリュー株運用スタイルが実行できる運用家は少数派であるのが現状だと思います。
何故だと思いますか?
人は感情の動物であり、欲があります。
利益欲があっさりと強欲に変化し、気づけば、バリュー株運用の基本よりも、目先の価格変動に視点が集中してしまうからです。目の前で動く株価で、常に利益変動し続ける動きを日々見てると、今買わなきゃ、今売らなきゃとなってしまいます。
こういった状態に陥ってしまうと、投資で最も重要なリスク管理など二の次となり、インベスターは投機家に簡単に変貌します。
そして、厄介なのは、自ら投機をしていることを認識していない人です。
投機とは、価格の鞘取り、つまりキャピタルゲインだけを目指す傾向の投機のことを言います。
その結果、ギャンブル依存症、あの時の成功が忘れられず、損は忘れ、気づけは人生を棒に振る結果となる方いかに多いことか・・・。
次回のブログで、ギャンブル運用の事例等解説いたします。
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